記憶を形成するプロセスとメカニズム

記憶を形成するプロセスとメカニズム

前回は記憶とその忘却のメカニズムをお届けしました。
結構楽しんいただけたのではないかと思います。

今回は記憶の形成とそのメカニズムに焦点をあててお
伝えしたいと思います。

今回の記事も、ぜひ参考にしてくださいね。

●記憶の形成とそのメカニズム

記憶について人は自分の興味を引くものや集中してい
る時は物覚えが非常に良いということは誰もが自覚し
ていることでしょう。

この理屈理論は、脳波の項目でもかなり時間を割いて
お伝えしたことなので、そちらの記事をお読み頂いた
方は、重々承知していることと思います。

しかし、それらの記事に書かなかったことで記憶につ
いて重要な事実が実は一つあります。

それは、人が新たにものを記憶する時、つまり、その
蓄積にも加齢ということが大きく関与しているという
ことなのです。

これも至極単純なことですが、昨日の記事に書いたこ
と同様、年齢を重ねると健康状態が若い頃より衰える
のと同じ理屈で、精神面でも集中状態を作るのが難し
くなるなどの弊害がおきるわけです。

加えて、脳細胞も若い頃より衰えているという事実に
加え、加齢からくる脳細胞の破壊という認めたくない
事実も手伝って、記憶そのものが非常に行いにくくな
っているという事実も挙げられます。

つまり、どうしようとも加齢には勝てず、記憶力は年
々衰えていってしまう運命にあるのです。

また、年齢を経るとストレスの蓄積度合いも若いころ
に比べて多大になります。

学術的に慢性的なストレスは記憶障害を引き起こす確
率が高いと言う事ははっきりと証明されているともい
います。

ストレスの元になる物質は、脳内のエネルギーをひと
ところに集める習性があります。

これは、人間が危険を回避するために、自然と発動さ
せる生理的な仕組みであるため、自分の意思でコント
ロールできるようなものではありません。

ゆえに常日頃ストレスをため込むような毎日を過ごし、
ストレス過多の状況が続くと、脳細胞の破壊が起きた
り、新しい細胞の生成も阻害されることになり、新た
な記憶を保たれなくなるという症状が現れるのです。

その良い例がうつ病と呼ばれる人々です。彼らは正常
な人に比べて記憶障害になる率が1.5倍近く高いと言わ
れています。

この事実からもネガティブな感情に捉われる人は、鬱
の傾向があるゆえに記憶を保つことについて何らかの
障害を抱えている人が多いというのも現実的な問題に
なっています。

以上の理屈から、孤独感も脳の記憶障害を引き起こす
大きな要因であると認識されています。

アメリカの研究機関が行った調査では、社交的な人は
高齢者であっても孤独な人に比べて圧倒的に記憶を長
期間に渡って保てるという事実が明らかになっていま
す。

それがなぜなのかということは、ハッキリと解明はさ
れていませんが、人と社交的に付き合うということで
脳の働きが常に活性化しているのだろうと結論付けて
いるようです。

つまり、年を重ねても常に脳を活発に働かせるという
ことが重要なのでしょう。

その理屈からも、年を取っても何らかの運動をすれば
脳を健康な状態に保つことができます。

運動することで脳内に新鮮な血液を送り込むことにな
るので記憶の保持にも良い影響を示すのだそうです。

それと同じ理屈で栄養素の高いものをしっかりよく噛
んで食べるのも頭の働きを保つのに良いとのこと。

そして、最後はいつまでもチャレンジ精神を失わず新
しいことにもどんどんチャレンジする姿勢が必要であ
るということです。

よく見かける光景ですが、70近い高齢者でパソコンに
チャレンジしている人など、決してボケたりはしてい
ませんよね。

この事実からわかること、それは、「もう年だから…」
という言葉こそが記憶には一番の大敵だという事です。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です